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桐(桐箱)の特性

「桐」は、日本の木材の中でいちばん軽い!

材の周辺部の白色、中心部のうすい黄色はともに美しい光沢があって、やわらかくて加工しやすい木材です。
材の狂いも少なく、対湿性に優れています。
このような優れた特質から、「桐」は高級材として利用されてきました。

主なものに、桐箪笥をはじめとする家具、下駄、琴、琵琶、書道や日本画の用具入れ、羽子板などがあり、
桐紙、材をやいて絵画用の木炭などにも使われることもあります。


1.「桐」は伸長率・収縮率が小さい
「桐は呼吸をしていて、湿気の多いときは湿気を吸収し、湿気の少ない時は空気の通りがよくなります」
と、一般的にいわれていますが、これは間違いです。
十分に加工された乾燥した桐材はたいへん伸長率・収縮率が小さく、
製品を他の木材に比べてピッタリ隙間なく作製することが可能です。
このため桐箱・桐箪笥の内部は、気密性が高く、外気を遮断し、温度や湿度の変化を受けにくくなっています。
この気密性の高さが、年間を通して桐製品内の湿度を一定にさせる要因となり、
中のものを腐食からガードすることができます。

2.「桐」は軽い
桐材の比重は、国産樹種の中で最も小さく、
絶乾比重(含水率0%時の比重)は0.17~0.37、
気乾比重(含水率12%時の比重)は0.18~0.38です。

3.「桐」は熱伝導率が低い
乾燥してしまうと細胞の内部は乾いた空気に満たされるため、熱が伝わりにくく、
そのため昔から火鉢等に使用されていました。
つまり熱伝導率が低いことと同時に耐火性が高く、その発火点は400℃以上といわれています。
また、火がついても炭化することから、燃えにくいという性質ももっています。

4.「桐」は恒湿作用が高い
外気を遮断する機能(気密性)が高い桐箱・桐箪笥の内部には、木材固有の恒湿作用が働き、
内部の湿度が一定に保たれます。
これは木材が湿度変化に対応し、湿気を吸放出することで湿度の高低を緩和する能力ですが、
この恒湿作用は軟らかくて比重の軽い材ほど高いことが証明されています。
また、保存科学によれば、ものの保存には湿度が一定に保たれることが必要であるといわれています。

5.「桐」は腐食に強い
軽くて軟らかい「桐」は、腐りやすいと思うかもしれませんが、極めて腐りにくい木材です。
それは、「桐」には防腐能力が高いタンニンが含まれているからです。
そのため、桐箱・桐箪笥などの桐製品は、長い期間使用可能なのです。

6.「桐」は虫がつきにくい
「桐」の場合、乾燥した桐材には虫がつかないといわれています。
「桐」の抽出成分の中には、昆虫を寄せ付けない成分(パウロニン、セサミン等)が見つかっています。
しかし、実際には殺虫効果はいうほどのものはなく、この成分によって十分な防虫機能があるとはいえません。
何よりも隙間なく製品を加工することができるので、虫が入りにくいというのが、
防虫効果の第一にあげられるべき特徴です